2008年夏 合格への軌跡  合格体験談 

 

13 都庁T類B、国立大学法人、裁判所事務官U種、国家U種等合格!
喜治塾は合格まで全面的にサポートしてくれる塾(T.Oさん)


公務員志望動機
法律の面から文化を支えたいというのがもともとの志望動機です。
もともとは大学で考古学を勉強したいと思っていたので、法学部に入学してからすぐの大学主催の公務員ガイダンスで、文化庁(文部科学省)で働くという道を見つけてから、公務員を志望していました。ただ、大学3年の途中から気持ちが変わり、古いものと新しいものが混在する東京という街を支えるために働きたいと思い、東京都庁を志望するようになりました。

 

 勉強開始から合格までの勉強スケジュール
私は大学1年の3月から講義を受け始め、翌年の3月には憲法・民法・行政法・経済・政治学・行政学・刑法・国際法・教養科目(数的・判断・人文)・論文道場は受け終えていました。ただ、復習を一切やっていなかったので、この時点では殆んど身についていません。

 大学3年の前期は講義が全くなかったので(※国Tの読み込み講座はこの年の8月に始まったので)、国家T種セレクションシリーズの憲法・民法・行政法をとりあえず解いていました。ただ、憲法を除いてはあまり身になっていなかった気がします。又、経済が殆んど判っていなかったので、経済の復習をしていました。
前期はサークル活動にやや重きを置いていた気がします。あと、大学の講義を多めにいれ、後期に勉強できるようにしました(セメスター制なので)。

 夏休み、8月の前半はサークルの合宿や小学生向けのキャンプのリーダーやら勉強以外のことをいろいろやっていました。

8月の下旬頃に「このままではどこも受からない」と危機感を募らせ、この頃からまじめに勉強するようになりました。同時に、国Tでいいのかと悩み始めました。とりあえず、世界史や思想・文学史などの復習から始めました。又、国Tの読み込み講座が始まったので、憲法の復習をそれにあわせて行い始めました。経済の復習も継続中。セレクションも継続中。

 後期、10月からは、国Tの読み込み講座の民法と行政法も始まったので、課題とあわせ、復習も行い始めました。復習しないと講義についてゆけないのでよい刺激になりました。また、数学道場も始まったので、数的・判断の復習も始めました。政治学・行政学は12月頃から少しずつ復習していました。経済の復習も継続中。セレクションも継続中。
この時期は国Tと都庁で悩んでいたので、国Tでしか使わない国際法は復習せず、他でも(県庁や裁事)で使う刑法はぼちぼち復習していました(途中で挫折)。
時事道場には毎月出てましたが復習はしてません(復習がいるのかも謎ですが)。論文道場には昨年出たので、その書き直しをしていました。あと、年末の論文ゼミに出ました。

 2月からは、国T以外にも講義が入り始めました。財政学経済事情、経営学、社会学、自然科学など。これらの復習と共に、民法・行政法・経済の復習を繰り返していました。また、論文の書き直しをしていました。経済の復習も継続中。セレクションも継続中。
3月あたりから、これらに加え、数的・判断と文章理解(英語)を解く時間を毎朝1時間くらい作っていました。
4月には時事以外に講義がなくなるのでひたすら復習です。とにかく忘れないように、レジュメ中心に繰り返していました。都庁の直前期は専門論文の詰め込みのため、帰り道で近所のマックに1時間くらいこもっていました。
5/4の国Tが最初の試験で、5/11が都庁でした。だいたいそのあたりに向けて勉強していました。都庁の後数日は緊張が途切れたのか一日中眠気に襲われてろくに勉強できませんでした。5/16に国Tの一次合格していることがわかったので、少々論文試験の勉強をしていました。ただ、あまり気は入ってなかったです、正直。
その後はあまり勉強をしていなかったです。国Tの人事院面接(6/5)の対策もしていましたし。6/13に都庁の一次合格がわかってからは都庁の面接対策をしていました。勉強は数的などをちょこちょこやる程度。そんな調子なので、国Uの択一の点数は国Tよりも悪いという有様…。

 

  塾選びのポイント
自分がどれだけ追い詰められてもとりあえず来ることのできる塾か否か、だと思います。
私は当初、国家T種の受験を考えていたので、国家T種を扱っている予備校の中で喜治塾を選びました。05年12月当時では確か、喜治塾含め高田馬場に3つありました。そのうち、一つはビデオ講義のみということで選択肢から外し、もう一つの予備校と値段や施設などを比較しました。ですが、表面的なデータからはどちらが絶対よいというのは見えてきませんでした。
結局、決め手となったのが、「自分がどれだけ追い詰められてもとりあえず来ることのできる塾か否か」ということでした。つまりはこぢんまりとしたところに惹かれたということです。私は、中学高校と、何百人の中で講義が行われる予備校には通ったことがありませんでしたので、自分に合うのはこっち(喜治塾)だろうと考え、選びました。
余談ですが、あとは、早稲田の南門商店街にあるスクールアシストという予備校のパンフレットが大量に置いてあるところにいるおじさんが熱心に喜治塾を勧めてくださったことも挙げられます。

 

 勉強法(教科ごと)
憲法
使ったもの:
六法
塾のレジュメ
国家T種セレクションシリーズの憲法
(使いやすかったので都庁直前まで使う。6回くらい回す。)

民法
使ったもの:
六法
塾のレジュメ
国家T種セレクションシリーズの民法(2月中旬頃まで。3回くらい回す)
塾で配布された問題(11月下旬頃から。2月中旬以降よく使う)

 行政法
使ったもの:
六法
塾のレジュメ
国家T種セレクションシリーズの行政法(2月中旬頃まで。5回くらい回す)

 

 モチベーションの維持
塾で友達の背中見ながら勉強することがモチベーションを維持する方法でした。あとは、生活のリズムを崩さないこと。直前期は朝9時過ぎに塾に来て、夜は追い出されるまでいました。睡眠時間は6時間確保するようにしていました。正直、前日を除いた直前の1週間はそうも行かなかったのですが。
ややネガティブな方法としては、女性の場合「民間よりは待遇がよい」と考える、というのもありました。というのは、民間の説明会で、産休や育休をとった人がいないという会社があったので(ボールペンのゼブラ)。
面接の前のモチベーションの維持方法は、都庁の場合ですが、都立庭園や都立博物館、都電荒川線など都が持つ施設に出かけました。面接対策に行き詰まった時にお勧めです。
今の気持ちと後輩へのメッセージ
正直、実感がわかないです。ただ、後輩に参考書をあげる準備をしていたりすると、終わったのだなと。

 

 メッセージとして言えるのは、
@大学の単位
大学生の方はきちんと今のうちに単位を取ってください。可能な限り落とさないように。私は3年間落とさなかったので4年では10単位だけで済み、公務員試験で忙しい前期は試験対策に費やすことが出来ました。

Aサークル・アルバイトその他
時間のあるうちに、大学3年であれば夏休み中くらいまでに、勉強以外のことを何かやっておくと面接のときにネタになります。1日だけのもので構わないのでボランティアとか。
できれば、一つで構わないので何かに深く関わった経験(サークル活動とか、アルバイトとか)があると、より面接のネタとして使えます。面接対策として何かをするというのはどうか、と思われるかもしれませんが……。

B民間の就職活動
民間の就活をすべきかと悩んでいる方もいらっしゃると思いますが、正直、就活が本格化する2月頃は、勉強に本腰を入れなければならない頃なので、難しいかもしれません。私は2月に1社だけエントリーシートを出しましたが(選考のすべてが3月で終わる会社)、落とされたのでそれ以降は一切やってません。ただ、その会社を含め、説明会には3社くらいでました。これでも一応民間を見たことにはなるとは思うので、何かしら説明会だけ出れば安心材料にはなるかと。
ただ、今更言っても遅いのですが、本当は1社くらい面接を受けられたら良かったかもしれません。私は国家T種の二次の人事院面接が初めての面接だったのですが、成績開示すると5段階評価のD(因みにEだと採点対象外となる)。Cが7割以上といわれる面接でさんさんたる結果でしたので…。

Cお金
意外とお金がかかるので要注意。入塾時のお金だけではないです。
喜治塾に関して言えば、オプションですが、論文ゼミ(20000円)や直前のまとめの講義(3000〜4000円)、3回目以降の面接費用(3000円)など。
願書を出すときには配達記録で出すので300円前後(ちりも積もれば山となる)。交通費(試験会場によるが、やはりちりも積もれば)。証明写真は家の近所の写真屋で撮ったら、ネガ代1500円、3×4が1枚200円。
説明会や面接用の服装として、スーツがセミオーダーで40000円(女性用。塾の隣のアオキで購入。主に面接用として使う)、既製品の3点セット10000円(池袋のRIOで購入。主に説明会用として使う)、かばん3000円(無地の黒でA4が入れば何でもいい)、革靴6000円。

Dあと、早稲田の法学部の方は、辻山先生の地方自治法をとっておくと、行政法や行政学などの一部分の予習復習になりますよ。きちんと出てノートをとれば優や良を取れるので、3年生にお勧めです。

 以上、くだらないこともたくさん書きましたが、喜治塾を選んで正解だったと心から思います。それは直前期に特に感じると思います。
4月ごろ、勉強が間に合うのか、このままで大丈夫なのか、不安で胸いっぱいでしたが、塾に行けば友達がいました。ラウンジでたわいのない話を少しするだけでも落ち着きました。面接対策の時期には、自分ひとりでは気づけないことを友達に指摘してもらったりもしました。先生に面接や面接カードの指導もしてもらえました。合格できるかは運にも左右されますが、喜治塾は合格まで全面的にサポートしてくれる塾だと思いますのでがんばってください。

あと、指定校推薦で大学に入っている方も大丈夫です。私も指定校推薦で大学に入学しており、大学受験を経験していないので不安でしたが、どうにか乗り越えられました。一次試験さえ受かれば、大学受験しているかいないかは全く関係ありませんので、安心して(?)ください。


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